今週は、読者の方から頂いた質問を紹介させていただきます。
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おはようございます。
毎週月曜日、メルマガを楽しみにしています。
私は栃木県に住んでおります。
ある小学校で稲垣友仁先生の教育講演を聞かせていただきました。
苦手と思えることの中にも 強みがあるというお話、とても励みになりました。
自分も子供も…またひとつ 新しい発見ができそうでワクワクしてきました。o(^o^)o
さて、苦手という言葉で ふと思ったのですが…
「この人苦手だな」
となんとなく思う人とのお付き合いのコツは ありますか?
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と言った、質問です。
ありがとうございます。
さて、
苦手の理由は、人により異なりますが、苦手と言うことで嫌な感情を抱いていることは共通していると思います。
そこで、苦手な人との付き合い方の、まず、一つ目。
ポジティブな方法を紹介しますね。
嫌な感情をいだくときは、決まって相手とのコミュニケーションに目的を持っていないときが多いです。
相手とコミュニケーションをとるときの目的があることで、感情とは離れたところで対応できるようになります。
そうすると、嫌ではなくて、どうしたら目的が達成されるか、相手の性格などを分析して目的が達成するために自分がどのようなコミュニケーションをとれば目的を達成できるのかというところにフォーカスされて、嫌と言う感覚は減ります。
相手とのコミュニケーションに目的を持つというのが1つ目の方法です。
これは、手っ取り早く、そして、社内などでプロジェクトを行っていく時は、この方法がいいかと思います。
二つ目の方法ですが・・、
人は、相手にいろいろなものを投影します。
苦手と言うのは、自分自身の嫌なところを相手に見てしまう投影であることもあります。
父親に似ていたり、母親に似ていたり、過去にあった嫌なことを思い出す人だったり、自分と似ていたり、自分の今までの経験で癒されていないところがあぶりだされることで、苦手な感覚を持ってしまうことがあります。
よく見てみると、自分が苦手と思う人の傾向は、似ていることが多いです。
ですので、
・自分はどういう人が苦手か?
・どうして、その人が苦手なのか?
ということを一度考えてみると、
何か傾向がはっきりするかも知れません。
ちなみに、僕は、パワフルで人の気持ちを考えずに引っ張っていく人が苦手です。
どうしてもそういう人の前では、自分が出せなく、窮屈になってしまいます。
勝手な人で、なんて周りを考えられないんだ!という気持ちになってしまいます。
これは、僕の父親がそんな人で、なかなか父親と対等に話せた体験がないからそうなっていました。
でも、これは父親のせいではありません。
僕自身が、そういう人に主導権を渡して、依存の状態になっている私の責任でもあります。
そういう自分に気づけば、自分から許さないことも出来るし、自分で主体性をとることもできます。
ちょっと難しいかもしれませんが、2つめは、「苦手な人の原因は、自分にある」という考え方からのアプローチです。
ということで、今週は、自分が苦手としている人の傾向を調べてみましょう。
どんなところが苦手なのでしょうね?
そして、それは、自分のどんなところがそうさせているのでしょうか?
稲垣友仁(ジョニー)