先日の公開セミナーで「聞く」スキルについて話していたときのことです。
ある参加者が、
「聞くということは今までと較べて、とても大げさにしなくてはいけないように思うのだが、どうなのか?」
という質問を出してくれました。
普段私たちは何気なく、人の話を聞いています。
パソコンを見ながらだったり、自分の考えと照らし合わせながら、、などなど。
あるいは頭では聞いていたとしても、あなたの顔や態度は聞いていないかもしれない。
そう、実は「聞く」ことは大げさなことなのです。
もしも聞くことで、相手のやる気や能力を引き出そうと思うなら、
相手の話をわざわざ聞いてあげてください。
やりかけの仕事の手を止めて、相手のほうに向き直り、
相手の中にある可能性を信じて、話を聞くことにあなたのエネルギーを使うのです。
そうやって初めて、人は自発的に動いてみたりするのだと思っています。
今週は、本気で人の話を聞いてみませんか。
稲垣陽子(YOKO)
PS
先週のメールにたくさんの激励(!)メールをありがとうございました。
テレビは・・・昨日の日曜ドラマ『スキャンダル』は見ることにして、自分の意志でテレビをコントロールできています。今のところ(^o^)