不思議なことに、夫婦間でも、子どもとの間でも、相手との関係性において不思議な法則があるように思います。
例えば、僕が、盛り上がると妻は盛り下がるということ。
私:「いいコンテンツみつけたよ~(興奮している)」
妻:「あっ、そう」←すぐにどこかへ行ってしまう
逆に、妻が盛り上がれば上がるほど、僕の気持ちも下がります。
彼女がハイになると僕もどこかへ行きたい気持ちになってしまう。
経営者の夫婦コーチングをしていてもあります。
夫婦でお店を切り盛りしている夫婦で、バリバリに経営をしている旦那さんが盛り上がってしゃべりだすと奥さんは「はー」と他人事。
だんなさんが落ち込むと、ここぞとばかり、奥さんは水を得た魚のようにしゃべりだす。
人は、相手との関係性において、シーソーのような関係にどうもなるらしい。私達の師と仰ぐ方から、そんなことを聞きました。
ということは、相手をうまく行かせようと思ったら、こちらが下がる位置になると相手が上がるのではないか?
自分が自分がという気持ちからではなく、自分を出さずに、相手にスポットを当てる。
今週は、皆さんも、シーソーの関係において下の位置になって、相手を上手く上げてみてください。
わざと落ち込むのではなく、コミュニケーションにおいて、下になった位置から、聞いたり、質問したり、相手にインタビューする感じで。
相手が活き活きしてくれば、しめたものです。
稲垣友仁(ジョニー)