記事一覧
メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

サポート力

コーチングを機能させるためには、「相手をサポートする」というベースが必要です。

私たち夫婦は、毎朝ウォーキングをしています。
ある時、だんなが、歩きながら私の背中にそっと手を当ててくれました。

するとどうでしょう。そうしてもらっただけで、断然歩きやすくなったのでした。
力8分目でぐんぐんと前へ進める感じ。

では、今度は私が・・・と彼の背中に手を当ててみると、
これが結構難しい。

添える力が強すぎると押され過ぎて歩きづらく、
力が弱すぎると、単なる邪魔物となってしまう。

頃合のいい、微妙な力加減というのがあるのです。

よかったら皆さんも親しい人と二人で歩いて試してみてください。

自分がやりたいサポートの仕方ではなく、本当に相手にとって役に立つサポートの方法。
それは、相手の歩く早さから息遣い、体の使い方など、全身全霊で相手について感じてみなければ、分からなかったりします。

また、そうやって感じてみると、ただ歩くだけなのに、いかに相手が自分と違うか、ということにも気づくことができます。

皆さんが、「誰かのために」と関わっているそのやり方は、本当に相手をサポートしているでしょうか?
強すぎたり、弱すぎたりの力加減はどうでしょうか?

今週一週間は、サポートしたい相手に、どんなサポートをしたら相手にとって本当に役に立つものになるか、試してみてくださいね。

では、今週も素敵な一週間をお過ごしください!

稲垣陽子(YOKO)

観察する
一覧に戻る
好奇心