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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子

【共創コーチング®︎コラム】その記憶、本当にすべてですか?

おはようございます。稲垣陽子です。

私の好きなことの一つに「ドラマ視聴」があります。

毎クール「推しドラマ」があるのですが、今クールの推しは
ラムネモンキーです。(水曜日夜22時放送 フジテレビ系)

51歳の同級生3人が、37年ぶりに再会し、1988年の中学2年生の時に熱中した映画制作と、
失踪した恩師の謎を追う青春回収ヒューマンコメディです。

毎回、ドラマは、過去の思い出を回想するところからスタートします。

でもそれは中学2年生の少年らしく妄想に溢れた非現実的な記憶です。
それが、物語の中で解明され、本当の記憶へとすり替わり、現実を知るという内容です。

例えば、「秘密結社の会合を覗き見して捕まった」という記憶が、
実際には「フランチャイズの説明会の場所で足を滑らせて気絶した」だけだった、
という具合です。

私にとってこのドラマの面白さは、
「人の記憶はなんと曖昧か」を見せてくれるところにあります。

30年以上の時間を経て、出来事は事実とは全く違う形で保存され、
それがまるで真実のように語られてしまう。

ドラマはそれをコミカルに描いていますが、
私は「記憶の不確かさ」に改めて気づかされました。

例えば私の記憶。

私が小さい頃から両親は共働きでした。
夕食は、母が仕事から帰ってきてから作ってくれていました。

しかも一汁三菜、今のように便利な時代でもなかったにも関わらず、
食卓はいつも色とりどりでバランスの取れた手づくりの食事が並んでいました。

でも、私の記憶に強く残っているのは、それではありません。
たった1日、母の帰りが遅くなって、
空腹のままいつまでも母の帰りを待っていた日のことなのです。
その日以外は毎日温かく美味しいご飯を食べていたのにも関わらず。
その記憶はうっすらとしか思い出せないのです。

私たちの現在の言動や捉え方は過去の記憶に影響されています。

過去を語る時「ずっと悲しかった」という人がいます。
悲しかった自分を覚えているのでしょう。
でも、その間、一度も笑ったことはなかったのでしょうか。

私の場合も毎日ご飯は用意されていました。
でも、用意されていなかった1日だけを取り出して、強く覚えてはいないだろうか。

人は、覚えたいことを、覚えたいように覚えている。
今の自分に都合のいいように。

だからこそ。
過去の記憶を書き換えてみませんか?
自分が本当に自分らしく、幸せでいるために。

もしかしたら、
見えていない記憶が、まだたくさんあるのかもしれません。

自分が幸せになるために、どの記憶に光を当てるかは、選ぶことができます。
記憶が変わればこれまでとは違う景色が見えてくるかもしれません。

では、今日も素敵な1日を!

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