

おはようございます。稲垣陽子です。
皆さんは日々「ありがとう」を何回言っていますか?
昨今の育成や指導の場面では、「ありがとうを伝える」ことが当たり前になってきました。
サンキューカードなどを組織で取り入れて成果が出ているという話も耳にします。
でも一方で、こんな声をこっそり聞くこともあります。
「ありがとうは言うようにしている。
でも、このくらいやって当然だろうとも思ってしまうんです。」
「正直、ありがとうをいうのを躊躇する時があります。
感謝することで、ここで満足しちゃうんじゃないかと思って。」
これ、少し分かる気がしませんか?
「ありがとう」と言ってはいるけれど、
どこか心がこもっていなかったり、形だけになってしまう。
私にも思い当たります。
では、自然と心から「ありがとう」が言えるようにはなるには、
どうしたらいいでしょうか?
そのためには「ありがとう」を言う前に、言う言葉があるんです。
それは「助けて」です。
「ここを助けてほしい」と具体的に伝えて、本当に助けてもらえた時。
その瞬間、自然と「ありがとう」が出てくると思いませんか?
しかし、多くの人が(私も含めて)うまく「助けて」を言えません。
なぜなら
1)迷惑をかけるのではと遠慮してしまう
2)「助けて」を言うことを恥ずかしく感じる
3)自分が頑張ればできるだろうと思う
4)何を助けてほしいのか自分でも分からない
からです。
そのため、本当に助けて欲しいことを言わないまま相手と関わります。
相手は何をして欲しいのかを探るような関わりになります。
その結果、少しピントの外れたサポートが届き、
「ありがとうと言うけれど、どこかしっくりこない」
という感覚が生まれやすくなります。
つまり、心を込めて「ありがとう」を言うためには、
本当に助けて欲しいことを「助けて」と言う必要があるのです。
率直な「助けて」には多くの場合、周りの人が応えてくれるものです。
もし最近、「ありがとう」がどこか形だけになっていると感じたら、
ぜひ自分に問いかけてみてください。
「私は、本当に助けてほしい事はなんだろう?」
その問いが、心からの「ありがとう」を育ててくれるかもしれません。
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