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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子

【共創コーチング®︎コラム】自然林が教えてくれた「共創」のかたち

おはようございます、稲垣陽子です。

今週末に開催されるオープンセミナー「共創とは」ですが、
おかげさまで内外の方にご興味をいただいております。

今日のメルマガは、今回お話しいただく早稲田大学 名誉教授・三輪敬之先生から以前伺ったお話をシェアします。

先生の話を始めてお聞きしたのは、今から10年前の共創学会でした。

その時は、先生の研究分野である自然林と人工林の樹木群のコミュニケーションの違いについて教えてもらいました。(論文1参照)

私は全くの素人なので、難しいことはわからないのですが、
それでも強く印象に残っているのは、自然林の樹木群では、目には見えませんが、
木々のあいだに“同調現象”が起こり、葉や根のリズム運動が互いに協調的に振る舞おうとするそうです。
しかもそれは同じ品種などで構成される人工林の樹木群とは明らかに異なり、優位であるというお話でした。

つまり、「自然」は無理に合わせようとしなくても協調しようとすること、
さらに、多様で異質な方が深い協調が生まれる、ということに、私は驚いたのでした。

この視点は、まさに「共創」という概念そのものです。

異質なものを違いとして排除するのではなく、異質そのものを包摂するという思想の中に力強い共創が生まれてくるのです。

これは、私たちが「ちょっとこの人苦手だな」とか「タイプが違うな」と思う人間関係にも応用できると思います。

そういう方とはつい「違うから距離を取りたくなる」かもしれませんが、
「違いを包摂して受け入れて」みると、実は自分と共通している部分が見えてきたり、今このタイミングで出会っている意味に気づいたりすることもあります。

今週はぜひ、そんな視点を少しだけ意識して、苦手だなと思う人と関わってみませんか。
素敵な1週間になりますように。

PS.三輪先生は、その後も30年にわたり、「共創」や「場」をテーマに多角的な研究を続けてこられています。今回のセミナーでは、そうしたご研究をベースに、いま私たちが体感できる「共創」について話していただきます。きっと共創を深く味わう時間になると思います。
ピンとくるものがあれば、ぜひご参加ください。

1月17日(土)早稲田大学名誉教授 三輪敬之先生によるオープンセミナー「共創とは」

 

論文1植物的なコミュニケーションと情報場の設計(1994-1995)
https://w-rdb.waseda.jp/html/100002775_ja.html?utm_source=chatgpt.com

その他、共創についてもっと知りたい方は、過去の記事をまとめたまとめサイトを作成しましたので、こちらをご覧ください。動画もあります。
https://note.com/yoko_inagaki/n/n840aba97eacb

 

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