おはようございます、稲垣友仁です。
昨日は、「2021年新春、夢につながる目標設定の方法」というセミナーをオンラインでおこないました。
あなたは、2021年の目標は決められたでしょうか?
もし決められたとしても、まだスタートをしないでいただきたいと思います。
それは下記のような理由からです。
アメリカのペンシルバニア州にあるスクラントン大学が、「新年に立てた目標を年末に達成したかどうか」について調査を2018年に行なったところ、達成率はたったの8%だったそうです。
さらに言うと、1年が始まって最初の1週間で、25%は脱落するのだとか。
つまり、1月7日の時点で、4分の1の人たちはすでに設定した目標を放棄してしまっている、ということになります。
ちなみに、その後の脱落する割合のデーターを見てみると
1週間で25%
2週間で32%
1ヶ月で42%
6ヶ月で56%
という結果です。
半年までは2分の1で行くのですが、そこから8%まで下がるのですから、ロングランの目標については、相当の覚悟とうまく生かせる構造が大切なことがわかってくると思います。
ちなみに年齢成功率も出ていたので紹介すると
20代の成功率が37.8%
50代以上の成功率が16.3%
でした。
年齢が上がるにつれ、自分の目標にフォーカスできる環境ではなく、それを阻害するものが増えてくるように思いますので、その部分でのマネジメントも必要になってきます。
上記のようなデーターから、新年の目標を立てる時に必要なのが「シミュレーション」だと私は思っています。
実際に動いてみることでわかることもありますので、新年の目標は立てたとしても実際に決めるのは1ヶ月ぐらい立ってからの2月の節分がスタートにするのが良い時期かと思って私はお勧めしています。
目標を達成できるかどうかのポイントの一つとして、ある程度吟味し、本当にその目標でやるかどうかの心の中での「決める」ことが重要になってくるのです。
では、どのような目標設定をしていくとロングランを切り抜けられるのか?
下記のようなステップを踏んでいくと目標達成する率は上がってくるように思っています。
1、1年の振り返りを行う(年末)
2、目標設定をする(年始)
目標及び年間計画を立てる
3、目標を決定する(立春)
4、3ヶ月ごとに振り返る(春分、夏至、秋分、冬至)
ポイントは、
まず決める部分で自分のやりたいこと、行動がドライブする何かと繋がっている目標設定を行うことです。
そのあとは、人間は弱いものですので、仕組みに助けてもらう必要があります。
それこそコーチをつけたり、仲間と集まったりなど、定期的に振り返る時間を作ることで、モチベーションが維持されます。
本当に達成したい目標でしたらそのような構造を作ることをお勧めします。
とはいえ、目標を絶対達成することが大事かというと、そうでもないと思います。
それよりももっと大事だと思うのが、大きな目標に向かうことによって、私たち自信が変化・成長することが何よりも大事だと思います。
現在の世の中は変化の真っ只中です。
この変化に適応していくには、私たち自身が変化していくしかないのだと思います。
しかし、ただ単に変化に対応していくだけでは、ついていくのが大変です。
このような世の中でも生き生きと過ごしている方は、自ら変化の方向性を作り出し、日々チャレンジしているように私には見えます。
ぜひ望む未来に希望を持って挑戦する一年となり、今年一年、 友様にとって良い年になるよう祈っております。
本年もよろしくお願いいたします。
出典:
Statistic Brain Research Institute
New Years Resolution Statistics
(1,273人のオンライン回答者、216人の電話、73人の対
https://mshn.jp/r/?id=11o6n79&
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