おはようございます、稲垣友仁です。
2020年も残りわずかとなりました。
本年も、共創コーチングメルマガをご購読いただきありがとうございました。
このメルマガは、2009年8月からスタートしてから現在まで11年と4ヶ月経ちました。
最初は、「夫婦DEメルマガ」という題名でしたが、途中から当社のオリジナルコンテンツである、「共創コーチング」にタイトル変更して続けてきました。
毎週何があろうと、月曜日は欠かさず二人で書き続けてこられたのも、ひとえに読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
今年最後のメルマガは、4月のメルマガでも書きましたが、「種の起源」ダーウィンの、有名な言葉と環境研究者として活動されているデイビッド・W・オアさんの言葉を紹介して閉じたいと思います。
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『生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。』
ダーウィン
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私たち生きるものにとって最も重要なのは「適応」だということです。
現在、世界は変化し、まさに「適応」が求められています。
これまでの世界をみていると「適応」ではなく「過剰適応」と言えるかもしれません。
富、お金、開発、成果などを追い求めることで私たち人類は発展してきましたが、何かを犠牲にしてまでも成果を追い求める「過剰適応」で、同時に大切な何かを失ってきた状態でもあるのではないでしょうか。
環境問題、教育格差、人権問題、パートナーシップ、健康など様々な分野に影響し、地球の存続も危ぶまれています。
そのような中、下記のような言葉を見つけました。
ダライラマさんが語っていたということで騒がれましたが、アメリカの環境学者であるデイビッド・W・オアさんの書籍が元になっているとの噂もあり、僕ではどちらが本当かわかりませんが、感銘を受けたので下記に紹介させていただきます。
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『地球はこれ以上の成功者を必要としていません。しかし地球は死にものぐるいで、平和をもたらす人たち、癒やす人たち、修復する人たち、物語る人たち、そして、すべてのものを愛する人たちを必要としています。
地球は、それぞれ自分なりの場所でよい生き方をする人々を必要としています。世界を住みやすく慈愛深いところにするための闘いに喜んで加わろうとするような、倫理的勇気にあふれた人々を必要としているのです。
そしてこのような優れた人々は、私たちの文化がこれまでに定義してきたような「成功」とはほとんど無縁なのです。
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現在ある様々な問題は、一人の力で何とかなるようなものではありません。
今こそ、力を合わせ、それぞれの才能を掛け算していく「共創」の世が求められていると思います。
私たちは来年も「共創」をテーマに、人々や集団の才能を引き出すお手伝いを行っていきたいと思います。
また来年が良い年になりますよう心からお祈り申し上げます。
来年も、引き続きよろしくお願いいたします。
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