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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 友仁

【共創コーチング®コラム】「成功させる習慣化のポイント」新しい習慣の始め方1

こんにちは、稲垣友仁です。

ゴールデンウィークに入りました。とても緑が気持ちいい季節になってきました。

この期間を利用して、家族で旅行する方も見えると思います。
しかし、渋滞があったりで大変な面もありますよね。

そこで、自分のことについて整理する時間にしている方も多いかと思います。
掃除をしたり、仕事の整理をしたり、自分の体調を整えたりなど。この時期に、自分自身の周辺の整理や習慣を整えることは、とてもいいタイミングだと思います。

そういう事で、今回は始まったゴールデンウィークを有効に活用していただこうと、号外をだすことにしました。

私たちが提唱している共創コーチングの中にパーソナルベースという人の基盤を扱う分野があります。
この分野では、人が何に動かされているのか、その根本的な事を学びます。

今日は、その中から、良い習慣をスタートするためのポイントを紹介します。

1、正しい情報を得る

人は、成果を実感できると、やる気になります。そうすると、継続性へのスイッチが入り、取り組みが長続きします。
長続きすることで、もっと成果が出るので、もっとやる気になります。

しかし、成果が出ないとやる気が起こらず、継続しなければいけない取り組みはだんだんとフェイドアウトして行きます。

とても当たり前のことですが、目の前の取り組みを行うことで、

・成果が出るのか?
・情報は正しいのか?
・他で成果が出ている人はいるのか?
・自分に合っているのか?

などをチェックしてから始めることが大切です。

インターネットを見たり専門家に聞いたり、スタートする前に時間を取って情報を得るということが大切です。

1日から3日、人によっては1週間ぐらいこれに時間を費やしてもいいと思います。

2、小さな習慣にする

習慣を成功させるには、必ずできるように行動を小さくすることです。

例えば、腕立て伏せの習慣を取り入れたい方は、「腕立て伏せを毎日1回やる」でもいいのです。人は、自分で決めた事をやり切ると自信がついてきます。
その自信というものをパワーにして、毎日の習慣化へと動きだし、自動化が始まります。

実は、脳は、あまりにも辛い取り組みだと、うまくやらないように誘導してきます。
例えば「毎日腕立て伏せを100回やる」というものだと
「今日は疲れてるから明日にしよう」とか
「体調悪いし明日にしよう」
など心の中で湧いてこないでしょうか?

これは、脳の仕業なのです。
そうこうしているうちに、私たちは見事にやらなくなります。

また、決めた事をやらないと「未完了感」が私たちの心を支配し、気持ちが重くなります。
そういう事で、多くの人は目標を決めたがらないのです。

しかし、私たちの脳には、「自動化」の部分もあります。
20日から60日ぐらいの間で、同じ事をやり続けると、放っておいてもやらなければと思う脳の仕組みが刺激されます。
例えば、歯を磨くということは習慣化になっている人がほとんどだと思います。
1日でも歯を磨かない日があると気持ち悪くなってくるのではないでしょうか?

とにかく、脳を習慣化のラインに持ち込むのです。
「これをやらないと気持ち悪い」

そのためにも、大きな目標を持ちすぎると挫折する可能性は高まるので、小さい行動にして、とにかく最初は毎日続ける事を目標にするのです。習慣化してしまえば、こっちのものです。

3、定期的に振り返る

1、2を行えば、多くの場合続いていきますが、途中で仕事が忙しくなったりなど、色々な出来事が妨害をしてきます。

そのときには、一度、落ち着いて振り返りの時間を取る事です。

うまくいかないようでしたら、ここで辞めることも一つの選択肢だと思います。

やらなければならないと思いながら、行動をしていないのが一番のエネルギーロスになります。

そんな場合は、辞めると決断することでスッキリしますし、辞めないまでも、取り組みを改善することで引き続き継続してやっていける確率は高まります。

最低でも1週間に1回習慣化の取り組みを振り返る時間を取ってみる事をお勧めします。

参考文献
小さな習慣 スティーヴン・ガイズ ダイヤモンド社

 

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