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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

if(もし)の質問

おはようございます。稲垣友仁です。
今日は、長浜市のマネジメント研究会様で研修で、現在、電車で向かっている所です。途中すごい雨の所もありました。

さて、先日、息子とマンションのエレベーターに乗った時に、

「タバコはご遠慮下さい」
という張り紙があり、それに対して息子が質問をしてきました。

「どうして、エレベーターでタバコをすっちゃいけないの?」

私は、
「どうしてだと思う?」と聞き返しました。

そうすると息子は、
「え~、わかんな~い」という感じでした。

この質問ではだめだと思い、違った視点で質問をしてみました。

「じゃあ、エレベーターの中で、タバコを吸うとどうなる?」

そうすると、ちょっと考えだしました。

そして、

「あっ、そうか、タバコのけむりがエレベーターの中でいっぱいになって、けむたいね。だからか~」
と、自分自身で答えに行きつくという一幕がありました。

この出来事があった後に、息子は妻に対して、「エレベーターの中でタバコとすうとダメなんだよ、理由は~」と、スラスラ話していました。

ここから学んだことは、シュミレーションをさせるということは、簡単かつ、とても有効なスキルだということです。

シュミレーションの質問は「if~,~?」となる質問です。

相手にシュミレートさせることで、想像力がつきます。そして、疑似体験ができるので、相手の中に自分のものとして落ちるわけです。そういう意味で、特に教育では、シュミレーションの質問はとても有効かと思いました。

今週はぜひ「if(もし)~」の質問を使ってみて下さい。

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