おはようございます。稲垣陽子です。
私たち夫婦は5,6年前から「二人で本を出版する」という思いを持っています。
そのために、出版プロデューサーという人に会ったり、編集者を紹介してもらったりと動いてきました。
しかし、いまだに商業出版には至りません。
なぜなのでしょう。
先日、あるメンターにその話をしたら、
「それは、夢にしているからだよ」と言われました。
本を出版したいとは思っている、でも、それは夢であって目標にしていない。
夢とは、頭の中でイメージするものであり、目には見えず、距離を確認できないもの、
目標とは、目に見える標(しるべ)であり、距離を確認できるもの、の違いがあります。
本を出版したいとは思っているけれど、いつの日か、条件が整って、誰かが声をかけてチャンスをくれたら、と思っていました。それは確かに、いつか叶ったらいいな、という願望です。
これが目標となると、いつまでに完成させる、そのために~をして、など具体的な行動計画を考える必要が出てきました。
その緊張感やリアル感は、確かに夢の段階では出てきません。
あなたが目指しているもの、それは夢にしていますか、目標にしていますか?
どっちがいいとか悪いとかはないと思います。
夢ではなく目標を設定しなさいとも言われますが、タイミングによって、その人に必要なものはどちらなのか、違ってきます。
夢は可能性を広げてくれ、高揚感や自己肯定感を高めてくれるでしょう。
目標はエネルギーが集約され、行動がシンプルになるかもしれません。
今のあなた、あるいは目の前の人はどちらが必要でしょうか。
夢として広げていくのか、目標として具体的にするのか。
良かったら、今週はそこに意識を向けて関わってみてくださいね。