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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 陽子

強みを細分化する

おはようございます。稲垣陽子です。
今週も先週に続き、強みについて、です。

研修で「2分間で、思いつく限りあなたの強みを書いてください」というお題を出すことがあります。
何個くらい書けると思いますか?

80人に一人くらいの割合で10個以上書ける人がいますが、平均は2-3個を何とか思いついたというのが一般的です。
それくらい、私たちは自分の強みを認識することが難しいものです。

では、なぜ難しいのでしょうか。
あなたの強みは何ですか?と尋ねると、「面白いって言われます・・・」「明るいところかな」「まじめだと思います」など、とても大きな括りで捉えていることが分かります。
大きな括りで捉えると、その括りに入る人の母数も多くなるので、
「面白いって言われるけれど、Aさんも面白い人で、Aさんほどじゃないから、これは強みとは言えないな」
と、簡単に諦めてしまう要因になります。

強みは、細分化することで、自分のものとして捉えやすくなります。

例えば、「面白い」という強みがあったとしたら、
どんなところが、面白いのか、いつそう思われるのか、面白くなるために自然とやってしまうことは何か、などを、引き出していきましょう。


ものまねができる→観察力がある、聴覚が高い、
言葉づかいが面白いと言われる→頭の回転が速い
笑わせたいと思う→サービス精神が高い

そうすると、
単なる「面白い人」から、
「言葉や仕草を注意深く聞く観察力と、頭の回転の速さがあり、それを人を楽しませるために使おうとするサービス精神がある人」
と、変化させることができます。

今週はぜひ皆さんの身近な人の「大きな括り」の強みを、細分化してみましょう。
一つの強みから最低3つくらいには、細分化できると思います。
そして、ぜひ伝えてあげてください。人はなかなか一人で細分化することは難しいです。
伝えてもらうと、それだけで元気になるかも。
良かったら試してみてくださいね!

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