おはようございます。稲垣陽子です。
すっかり秋めいてきましたね。
先週は「一人でやろうとしない」ために、
必要な時に「お願いする」「教えてもらう」「頼る」を意識してみましょう、という内容でした。
やってみていかがだったでしょうか。
この3つの頭文字をとって、キーワードをつくりました。「オ・オ・タさん」です。
「オ・オ・タさん」は上手に使える人とそうでない人がいます。
上手な人は、最初から「オ・オ・タさん」を使おうと決めています。本当は自分だけでできるとしても、自分一人だけでやろうとはしません。「これは誰にお願いしたらいいかな」「誰に頼ったら発展するかな」「誰に教えてもらおうかな」と最初から意識を持っています。「オ・オ・タさん」を使うことが楽しそうなんですよね。
それに対して「オ・オ・タさん」が苦手な人は、「お願いしたら、一人でできなくてダメな人だと思われるのではないか」など、「オ・オ・タさん」をすると、自分の力のなさを証明してしまう、と捉えています。あるいは、「ここまでは自分がやってから」「まずは自分が勉強してから、試してから」と、自分が経験していないと、お願いするのは失礼なのでは、とも思っています。結果、中途半端にお願いしたり、切羽詰まってからお願いすることになり、逆に周りは振り回されることになったりします。
また、コミュニケーションとして「オ・オ・タさん」は得意だけれど、その後みんなから疎まれる、という方もいます。
それは、結果(未来)まで、第三者に「オ・オ・タさん」している人です。
人にお願いしたり、教えてもらったとしても、その結果については、自分で責任を取ったり、コントロールをするんだ、という意識も大切です。
あるいは、「オ・オ・タさん」で業務を任されたけれど、逐一チェックをしてくるという人もいますよね。
自分が欲しい結果にこだわりすぎていると言えるかもしれません。
あなた、あるいはあなたの目の前の方はどの「オ・オ・タさん」タイプでしょうか。
上記以外にも色々なバージョンがあると思います。
私も「オ・オ・タさん」は苦手な方でして、ついつい一人で抱えてしまい、結果、できなくて時間のないところで周りを巻き込み、辟易とさせてしまいます・・・。反省してます。
なので、誰にお願いするか、などと考えると同時に、途中のスケジュールも合わせて考えることが,私にとって「オ・オ・タさん」を活用するために必要なことです。
今週は、自分あるいは相手の「オ・オ・タさん」タイプを知り、上手に活用できるようになるために、サポートしてみましょう。
その方のタイプに合わせて、見えなくなりがちな部分を聞いたり、質問して明らかにしていきましょう。
良かったら試してみてくださいね。