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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

タイプに沿ったモチベーション

おはようございます。稲垣友仁です。

ある職場のトップがおっしゃっていました。
「一人リーダーの才能があると思っているヤツがいるんだけど、こいつが自分からリーダーシップを取らないんだ。リーダーをやれっていうと、『いいえ、私にはそんな力がありません。無理です。』っていうんだ。どうしたらこいつが自分からリーダーシップをとるかな?」

という相談をいただきました。

子どもでも、大人でも、このような方は、よくいます。

例えば、子どもでいうと、生徒会の会長はやらないけど、会計はやりたいとか、人を手伝うことにはとても一生懸命やってくれますが、自分自身でリーダーシップを取る位置にはいかない。
こういう方は、人のサポートならば動くけど、自分から動くのが苦手なサポーターというタイプの方かもしれません。

こういうタイプの方に、「あなたリーダーやりなよ」というと「私には出来ません」といいます。

人のサポートをするタイプの方は、自分からリーダーの位置に行くのが苦手なのです。

しかし、この方は、問題が起こったり、人のためになることならばとても力がわきます。
人のために動くのがこの人のモチベーションなのです。

この人のリーダーシップを引き出したいと思ったら。この人にリーダーシップを求めるのではなく、
サポーターの力を発揮できる状況にしてあげるのが一番いいと思います。

例えば、
「この集団では誰がリーダーになるべきだと思う?」とか
「君しかいないんだ頼む。(頼まれると弱い)」

この人のモチベーションは、自分の中よりも他人からの流れにあるのです。

このように、人によって動く源泉は違います。

今週は、相手のタイプを考えて、どのようにかかわると相手のモチベーションが上がるのかを考えて見ましょう。

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コントローラータイプのモチベーション
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