おはようございます。稲垣友仁です。
あるテレビ番組で、巨人のホームランバッターであるラミレス選手がKAT-TUN(ジャニーズ事務所)というグループのリーダー亀梨君という子にホームランを打つ指導をしていている場面がありました。
東京ドームでスタンドに打ち込むことは簡単なことではありません。
案の定、一本もホームランを打てませんでした。
しかし、亀梨君は、ラミレス選手の指導によりフェンスぎりぎりまで打球が飛ぶようになっていきました。
とてもラミレス選手の指導がうまいと思ったのですが、彼が何度も言っていた言葉が、
「ホームランを打つイメージをして」
という言葉でした。
そして、
ラミレス選手も亀梨君がホームランを打てるイメージを持ってサポートを行っていたように私には見えました。
本人とコーチの両方が良いイメージをもっているのと持っていないのでは結果がかなり違ってくるように思います。
コーチングセッションを行う時には、コーチとクライアント双方が良いイメージを持てるように、質問をしたりフィードバックをしたりしていきます。そうやってセッションを進めていくことはとても大切な視点です。
これは野球やスポーツだけでなく、仕事や日常生活でも同じだと思います。
皆さんは物事に取り組むときに、良いイメージを持ちながら取り組んでいるでしょうか?
どうもうまく行きそうにないと思っていたら、本当にそうなったということはよくあることです。
今週は、取り組みを始める前に良いイメージを持つように心がけてみましょう。
良いイメージを持てない時は、何が原因で持てないかを突き詰めて良いイメージに書き換えてから取り組むようにしてみてください。
出来る人は相手に良いイメージを描かせることも意識してみてください。