おはようございます。稲垣友仁です。
コーチングは1980年代にアメリカで生まれました。
アメリカでは個人的にカウンセラーを雇うという文化があるようです。
自分自身のことについてカウンセラーに話すうちに、仕事の成功やライブビジョン、はたまたお金のもうけ方に至るまで、自分の人生設計をよりよくすることを目的としたカウンセリングが行われるようになりました。
このようなカウンセリングのことをライフプランニングと呼ぶようになり、しばらくしてこの行為がコーチングと名づけられました。
要するに、コーチングはカウンセリングから派生したスキルとなります。
ですので、受容と共感をベースに全てのスキルは扱われます。
今週はそんな基本に立ち返って、相手を受容するということをやってみましょう。
受容とは「受け入れて取り込むこと」です。
相手が言っていることには、何らかの意味があるというところに興味と関心を持って、とことん理解するように相手と関わってみましょう。
コーチングはとかく、相手を変えるスキルと捉えられがちですが、まったくの反対で、相手を理解するスキルなのです。
本当の意味で受容・共感された時に、相手が自ら変化を起こすということはよくある話です。
自分の想いを伝えることよりも、まずは相手を理解しようとする姿勢が、あなたに多大な利益をもたらすことになるでしょう。