おはようございます稲垣友仁です。
最近、5歳の息子が自動車のドアや玄関の重いドアを一人で開けられるようになりました。
昔は、着替えも一人で出来なかったのに、ボタンも知らぬ間にしめられるようになったりなど毎日出来ることが増え、日々成長というものを感じさせてくれます。
上記の事は、ちょっと教えたりはしましたが、子どもは自分でトライして自分でコツをつかんでいきました。
大人がやっていると、わざわざ教えなくても、見よう見まねでトライし、タイミングが来たら出来るようになるものがあるんだ、ということを私も改めて学ばせてもらっています。
前日本サッカー代表チームの監督でもある岡田武史さんがインタビュー本「アスリートコーチングブック」の中で下記のようなことをおっしゃっていました。
「選手が育っていくのを手助けする。そして、邪魔をしないことが大切」
相手は育つ力がもともとあり、その力を大切にして、あーだ、こーだと言って邪魔しないことです。
私たちは相手に親切心で教えたり、代わりにやってあげたりしてしまうことがありますが、それは相手の育つ力を阻害していることがあるかもしれません。
基本は相手が行う、それをサポートするのがコーチの役割です。
「お、もう少し、」
「できたね~」
「どうしたら出来るかな?」
など、
笑って相手の成長を見守れる心境に・・・・なりたいものです。
今週は、相手に任せて邪魔しないということを意識してみて関わって下さい。
いつもなら手をだしてしまうところをちょっととどまって、
見守る、承認の言葉がけを行う、質問するなどのコーチ的関わりを意識してみましょう。
稲垣友仁