おはようございます。稲垣友仁です。
現在サッカーワールドカップ2010が開催され、盛り上がっています。
日本チームは予選グループリーグを通過し、決勝トーナメントに進みました。
日本チームが好調な要因として様々なことが言われていますが、サッカー評論家の私(笑)としては、
相手の強みを消すという作業が日本チーム全体で出来ているところのような気がしています。
相手のキーマンに仕事をさせないだけではなく、キーマンの仕事に至る過程をすべて前線から消しています。
これは個の能力に加えてチームの意思統一ができていないとできない離れ業だと思います。
日本人だからこそできるチームプレーだと。
日本人の特徴として、決められたことを精度高く献身的に取り組めること、そしてなんと言ってもチームとして意思疎通が図りやすいところ。
があげられます。
そのような日本人の特徴を最大限に活かしたチーム作りがとてもうまく行っているように思います。
そして、この日本チームの戦略を見て、サッカーに限らず、今後の国際社会を生き抜いていく日本人のあり方を学ばせてもらった気がしてなりません。
やはり、私達は誰かどこかの人の真似をするのではなく、私達が持っている強みを最大限に活かして行くべきなのです。
ということで、我々日本人の得意なチームプレーというところに今週は意識を向けてみましょう。
チームプレーは相手と気を合わせて行うことが大切です。
日本人は相手の気を察するのが得意です。
コーチングに置き換えると『共感性』の力を使って、相手が何をしたいと思っているのか?相手の感じていることについてフォーカスすることです。
今週は、あなたの『共感性』の力を使って、相手の気持ちを感じとり、内面から理解してみましょう。
そして、感じ取ったことに対して、何らかのアクションを起こしてみてください。
稲垣友仁