おはようございます。
稲垣陽子です。今日は承認についてです。
先日幼稚園の懇談会があり息子の教室に入る機会がありました。
隅に子供たちの荷物置き場の棚があり、お道具箱やかばん、帽子などが置いてありました。
何気なく息子のスペースを見てみると、とても整理整頓されているではありませんか!かばんは丸めてたためられ、ピシッとはじが揃っている。やんちゃな男の子はお道具箱のふたが閉まらなかったり、くしゃと荷物が突っ込まれているのと比べると雲泥の差。
それを見て、素直に嬉しいと思うと同時に、幼稚園では猫をかぶったようにおとなしいわが子を振り返り、男の子なんだから細かいことを気にせず、道具箱をひっくり返すくらい元気に遊んで欲しい、と、歯がゆさも感じました。
そうは言ってもできていることを承認してあげようと思い、
「今日ママは感動したことがあるんだよ」と言って伝えました。
すると、身をもだえて喜びまくり。
その日「今日のママが感動したことって何だっけ?」と3回振られ、話をすることになりました。
どんな出来事も多面性があります。
素晴らしいと思っても、いやもっとできるはずだ、次もやって欲しいなど「期待」したり、できていることはそれとしてできていないことに目がいったりします。
そして、多くの人が承認の中に、その要素も含めて伝えています。いやその要素のほうが大きかったりもします。
「よくやった!でもここがだめ・・」
「よくやった!次も同じようにやろう・・・」
「よくやった!これもやれるようになれ・・」
これだと受け手は褒められた気にはならないことがある。
「君は素晴らしい」、その一言に100%の思いを込めて伝えることで承認のパワーは増します。
今週は100%の承認を意識してみましょう。期待を手放し目の前の出来事に対して100%で承認してみる。
良かったら試してみてくださいね。
稲垣陽子