おはようございます。稲垣陽子です。
新年最初の連休をいかがお過ごしですか。
さて、この時期は、今年初めての人に会うと、
「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶をしますよね。
でも私はこれがどうも苦手。
明けまして~という間に相手も言い出すので
「明けましてー×●△」
「今年もよろし・・○▼◎」
と、気づけば略儀な言葉になってしまう。
でもよく考えると普段からついつい挨拶を略儀に終わらせてしまうことってないですか?
「うぃ~す」
「寒いっすね~」
「おはようっす!」
私が20代の頃働いていた会社は、アメリカの会社だったので、社内で廊下ですれ違ったりすると、必ず笑顔で「Hi」と目を合わせて挨拶をするのが習慣でした。
でも、その後働いた日本の会社では、表情ひとつ変えずに会釈したり、挨拶したかと思うと忙しそうに走り去っていったりと、「挨拶を交わした」感覚が少なく、やや面食らったことを覚えています。
挨拶とは気軽にできる承認のスキル、だと私は思っています。
でもただ挨拶をするだけでは、「承認」にはならないんですね。
二人の間に生じた空間を埋めるために挨拶をするのではなく、
できれば、この瞬間に出会えた喜びから挨拶をしたいものです。
(今日も君がいるんだね)
(君に会えてうれしいよ)
そんな思いを乗せて
「おはよう」「こんにちは」「おつかれさまです」
いつもより少しゆっくりと、最後まで声のトーンを落とすことなく、言い切ってみてください。
きっと挨拶とともにすがすがしい風が吹き抜けることでしょう。
よかったら試してみてくださいね!