おはようございます。稲垣友仁です。
今日は、自尊心ということについて書いていきたいと思います。
【自尊心】※yahoo辞書より
『自分の人格を大切にする気持ち。
また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。』
日本人は、「自尊心が低い」。
特に、子どもの「自尊心の欠如」ということがよく言われています。
ある統計で、日本、スウェーデン、アメリカ、中国の４カ国の中学３年生に自尊心についてアンケートを取ったところ、日本人が一番低いという結果になりました。
だいたい他国の半分ぐらいという結果です。
常に自分自身よりも他人のために動き、そして、どちらかというと自己反省を大切にする文化の国なので、自尊心は低いかも知れません。
このような心構えは、いいものを作り出すという意味においては、とても大切な特徴かもしれません、しかし、自分を低くすることで自信をなくし、パフォーマンスの低下につながっている場面も多々あるように思われます。
特に、スポーツの国際競技においても、肝心なところで日本人選手が見せるメンタルの弱さも、この自尊心の低さとつながっているような気がしてなりません。
私の知り合いのプロカウンセラーから聞いた話ですが、自尊心は、自分自身だけで満たすことは難しいようです。
他から満たしてもらうことが必要だと。
そういう意味でコーチングでいう、承認のスキルが大切になってきます。
特に、自分自身に近い人（親、先生、上司）からの承認は自尊心を高めることに多大なる影響を与えるということです。
相手に自信をもって行動をしてもらうためにも、「承認」というスキルが果たすべき役割はとても大きいと思います。
ということで、今週は相手の自尊心を高めることを意識して「承認」の言葉がけをしていきましょう。
自分に自信が持てない人ほど、承認の言葉がけが必要かもしれません。
稲垣友仁
