おはようございます。稲垣友仁です。
教師時代、学級経営のすごく上手な先生がいて、その先生の授業を見て感動し、次の日に同じような手法を使って子ども達に接してみましたが、子ども達はぜんぜん変わらないということが、よくありました。
コーチングも同じで、スキルは学んだけれど、実際にそれを現場で使ってみても、思うように使えないということありますよね。
コーチングは、スキルだけ学んでも使えません。
では、どのようにすればコーチングが使えるようになるのか?
私達は、「感性を磨く」必要があると思っています。
相手をどのように捉え、今この瞬間、どのようなコミュニケーションをとれば相手が自ら動き出すのか?
そのような、感性ともいえる力が必要なのです。
それを、私達は、「コーチ力」と呼ぶことにしました。
コーチ力を具体化するのは難しいのですが、
コーチ力の高い人と話すと、スバリ三つの影響を受けます。
1.気づきが起こる(自分自身への認識が深まる、ハッとする、視点が変わる)
2.モチベーションが高まる
3.変化が起こる(行動が起こる、内面が変化する)
つまり、コーチ力の高い人と話すと、単なる話に終わらず、自分自身を再認識させられたり、ハッとさせられたり、未来に希望を持てたり、思わず動きたくなったり、目標が明確になったり、ということが起こります。
では、コーチ力を磨くためにはどうしたらいいでしょうか。
ひとつは自分がコーチを受けることです。
自分がどのようなアプローチをされると、どんな感覚になるのか、体験を客観的に感じ、蓄積していくことでこの感性が育ってきます。
今週は、コーチを受けてみましょう。
コーチが近くにいない場合は、この人と思える人に相談をしてみましょう。
どんなアプローチ(プラスにしろ、マイナスにしろ)
が自分の心を振るわせたのか、
感じてみてくださいね。