今月は「直感」がテーマですね。
皆さんは、先週どんな「直感」をキャッチしましたか?
今日は、実際のコーチングの中では、
どのように「直感」が活用されるのか、
体験談をお伝えします。
経営者のAさんは、とてもパワフル。
いつも、自ら課題を打ち立て、答えを模索していきます。
しかし、その日は何となく落ち着かない。声に元気もありません。
「今日は何から話をしますか?」と聞くと、
「ビジョンについて話をしたい」と言いました。
でも、その声のトーンや間合い、息遣いから、
私の直感は、本当に話したいことは別にあると感じました。
そこで、こちらも声のトーンを落とし、
なぜ、ビジョンについて話したいと思ったのか、
理由を聞いていきました。
もちろん、直感のままに、
「今日はいつもと声の感じが違いますね」とか、
「何かありましたか」などと、聞くこともできたのですが、
Aさんの、ビジョンについて話したいという意思を、
大事にしたいと思ったので、理由を聞くことにしました。
すると、最近、右腕の部下から、
「ビジョンのない会社では働けない!」
と、啖呵を切られ、ショックだったこと、
ビジョンを作らなければいけないという、
焦りや義務感が、あることがわかりました。
そこで、まずはビジョンについてではなく、
自分の中の焦りを、取り除くことをテーマに、
コーチングをすすめました。
結果、
最近社員も増え、
その部下とのコミュニケーションが、
疎遠になっていたことが明らかになり、
二人きりで話す時間をとる事を、決めたことで、
本来のAさんの、パワフルさが戻ってきました。
このようなケースは、日常のコミュニケーションでも、
よく見られることですよね。
今週も自分の直感を意識して、コミュニケーションをスタートさせてみましょう。
多少話題がずれても、空気がぶれてもかまいません。
試してみてくださいね!
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