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コーチングスクールの選び方の6つのポイントを解説!おすすめのスクールやメリットデメリットも紹介!

「人生やキャリアの質を高めたい」という想いから、コーチングへ興味を持つ方が増えています。そこで本格的にコーチングを学ぶ場としてコーチングスクールへの入学を検討する人も少なくありませんが、たくさんのスクールの中から自分に合ったところを選ぶのは至難の業です。

そこでこの記事では、コーチングスクールを選ぶ際に押さえておきたい6つの選び方のポイントを解説します。さらに、おすすめのコーチングスクールや、通学することで得られるメリット・デメリットについても詳しくご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

コーチングスクールの選び方の6つのポイント

コーチングスクールは、どのスクールも一見同じに見えるかもしれませんが、実は内容やサポート体制、学び方などに大きな違いがあります。入学してから「想像していたのと違う…。」ということにならないよう、こういった違いをしっかり確認して自分に合ったコーチングスクールを選ぶようにしましょう。

ここでは、そんなコーチングスクールの選び方で重要なポイントを6つに分けて詳しく解説します。

①コーチングの資格を持った講師が在籍しているか

コーチングスクールの選び方として最初に注目したいのは、教えてくれる講師の質です。特に、「ICF(国際コーチング連盟)」のACC・PCC・MCCや「JEA(日本エグゼクティブコーチ協会)」など、信頼性の高い団体の認定資格を持つ講師が在籍しているかは、スクール選びの大きな判断材料になります。これらの資格を取得するには、100時間以上のコーチングセッション経験や実技・筆記試験の合格など、厳しい条件が課されているため、保有している講師は実践力が高い証と言えます。

コーチングは専門性が高く、実績ある講師から学ぶことで、理論だけでなく実践的なスキルも身につきやすいです。無資格の講師がいるスクールで良さそうに感じられるものもあるかもしれませんが、その場合は受講生の満足度や卒業後の進路、指導の具体性などを確認することをおすすめします。また、講師自身の現場経験や、どのような形でコーチングに携わっているかもチェックすることで、より信頼できるスクールを選ぶことができるでしょう。

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②目的に合っているか

コーチングを学ぶ理由は、「自分自身の成長やマインドセットを整えたい」「職場のコミュニケーションを円滑にしたい」「プロのコーチとして独立したい」など人それぞれですが、目的によって最適なスクールは大きく変わります。そのため、目的にあわせた選び方はコーチングスクール選びの最重要ポイントのひとつと言えるでしょう。

自己理解やセルフコーチングを深めたい場合は基礎や自己探求に特化したコース、ビジネスや組織で活用したい場合は実践的なプログラム、プロコーチを目指す場合は国際コーチング連盟(ICF)などの認定資格取得に対応したスクールが適しています。目的がまだはっきりしない場合は、幅広いカリキュラムや多様なキャリアに対応できるスクールを選ぶのも選択肢です。

いずれの場合も、自分のゴールとスクールの内容が合致しているか、事前に説明会や個別相談でしっかり確認することが大事です。内容にズレがあると、時間も費用も無駄になってしまうため、慎重に情報収集を行いましょう。

③オフライン受講とオンライン受講のどちらなのか

コーチングスクールには、教室で学ぶ「オフライン型」と自宅などから受講できる「オンライン型」があります。

オフライン型は、講師や受講生と直接交流できるため、対面でのコミュニケーションや集中した学びを重視したい方におすすめです。ただし、通学の手間や交通費、受講料が高くなる場合もあります。

一方、オンライン型は場所や時間を選ばず受講でき、費用も抑えやすいのが魅力です。また、ライブ授業やグループワークを取り入れたオンラインスクールも近年増加傾向にあり、学習効果を高める効果が期待されています。

最近では、オンラインとオフラインの両方を選べるハイブリッド型も登場しており、注目されています。これらの選択肢から、自分の生活スタイルや重視したいポイントに合わせた選び方をしましょう。

④講師からのフィードバックがあるか

コーチングは「聞く・引き出す・支援する」といった実践的なスキルが求められるため、座学だけでなく、自分のコーチングに対して講師から直接フィードバックを受けられる環境があるかどうかは、コーチングスクールの選び方でとても重要なポイントです。

実践とフィードバックを繰り返すことで、自分の課題や強みを客観的に把握でき、スキルの習得スピードも大きく向上します。特に、経験豊富な講師による丁寧な指導が受けられるスクールは、初心者でも着実にスキルアップできるでしょう。また、受講生同士でフィードバックし合えるコミュニティや相互コーチングの仕組みがあると、さらに深い学びが得られます。

⑤コーチとしてのキャリアをサポートしてくれるか

卒業後のキャリア形成まで見据えたサポート体制があるかどうかも、コーチングスクールの選び方の大きなポイントです。

スクールによっては卒業後に副業や業務委託でコーチとして活動できる道や、企業・教育機関・人材業界など幅広いキャリアの選択肢が広がるケースもあります。クライアント獲得のノウハウを学べる講座や、案件紹介、認定資格取得のサポート、卒業生同士のコミュニティによる情報交換・勉強会など、実践的な支援が整っているかは受講を決める前に確認しておきましょう。

⑥口コミや評判は良いか

コーチングスクールを選ぶ際には、公式サイトやパンフレットだけでは分からない実際の雰囲気や体験談も知りたいところです。これらは、SNSや口コミサイト、第三者のレビュー、卒業生の声などから知ることができます。なるべく多角的に知れるよう、多くのメディアを参考にするようにしましょう。

口コミの中には「講師が親身だった」「実践が多くて役に立った」といったポジティブな意見もあれば、「フォローが少ない」「内容が薄かった」といったネガティブな意見もあります。片方だけでなくどちらも参考にすれば、納得のいく選択が可能になるでしょう。

また、実際の空気を知るには、無料体験や説明会への参加もおすすめです。自分自身でスクールの雰囲気やサポート体制を体感できる上、疑問や気になるポイントも確認することができます。

コーチングスクールのおすすめ4選

コーチングスクールの選び方についてお伝えしましたが、現在は多種多様なコーチングスクールがあるため、どのスクールが良いのかつい迷ってしまうところです。

ここで、コーチングを学ぶ上で重要な指標となるのが「ICF(国際コーチング連盟)」です。ICFは世界最大のコーチング組織で、コーチングの世界基準を定めている国際的な団体です。ICF認定のカリキュラムや資格は、コーチングの質と倫理を国際的に保証するものとして高く評価されており、多くの優良なコーチングスクールがICF基準に準拠したプログラムを提供しています。

そこで、ここでは特に評価が高く、初心者からプロを目指す方まで幅広く支持されているおすすめのコーチングスクールを4校厳選しました。それぞれのスクールの特徴や強みをピックアップしてご紹介しますので、ぜひ自分の目的やライフスタイルに合ったコーチングスクールを見つけてみてください。

共創コーチ®養成スクール

共創コーチ®養成スクールは、国際コーチング連盟(ICF)認定のカリキュラムを提供する本格派のコーチングスクールです。

ICF認定プログラムは世界基準の質と倫理を保証しており、基礎から高度なスキルまで体系的に学べるのが大きな特徴です。個人向け・法人向けの両方に対応し、セルフコーチングからプロコーチを目指す方まで幅広いレベルに応じたコースを用意しています。

学習は独自のラーニングシステムを活用し、ビデオ講義やライブセミナー、確認テストを組み合わせて効率的に進められます。また、受講生同士が実践的に学び合える会員制コミュニティもあり、実践力を磨く環境が整っています。講師陣にはICF認定のマスターコーチが在籍し、経験豊富な指導が受けられる点も魅力です。無料体験や説明会も随時開催されているので、安心してスタートできるでしょう。

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CAM Japan

CAM Japan(コーチング・アンド・マネジメント・ジャパン)は、組織におけるマネジメントとコーチングの融合を重視したスクールです。

企業の管理職やリーダー向けのプログラムに定評があり、部下とのコミュニケーション改善や組織力向上に特化したカリキュラムが特徴です。実際のビジネスシーンで活用できる実践的なスキル習得に重点を置いており、受講生の多くが管理職や経営者として活躍しています。

講師陣は豊富な企業経験を持つプロフェッショナルで構成されており、理論だけでなく現場での応用方法まで丁寧に指導してくれます。また、卒業後のフォローアップや継続的な学習機会も充実しているため、長期的なスキル向上を目指す方におすすめです。

コーチ・エィ アカデミア

コーチ・エィ アカデミアは、日本のコーチング業界をリードしてきた老舗スクールの一つです。

体系的で質の高いカリキュラムと、豊富な実績を持つ講師陣が魅力で、基礎から応用まで段階的に学べる充実したプログラムを提供しています。特に、コーチングの本質的な理解と実践力の両方をバランス良く身につけられる点で高い評価を得ています。

受講形式は対面とオンラインの両方に対応しており、受講生の都合に合わせて柔軟に学習を進められます。また、卒業後のキャリア支援や認定資格取得のサポートも手厚く、プロのコーチとして独立を目指す方にも適したスクールです。

CTIジャパン

CTIジャパンは、世界的に展開するCo-Active Training Institute(CTI)の日本法人として、国際基準のコーチング教育を提供しています。

Co-Activeモデルという独自のコーチング手法を基盤とし、人の本来持つ創造性や可能性を最大限に引き出すアプローチが特徴です。体験型の学習を重視しており、実際のコーチングセッションを通じて実践的なスキルを身につけられます。

国際的なネットワークを活かした学習機会や、世界各国の受講生との交流も魅力の一つです。グローバルな視点でコーチングを学びたい方や、国際的に活躍するコーチを目指す方におすすめのスクールです。

コーチングスクールに通うメリット

コーチングスクールの選び方や実際におすすめのスクールについてお話しましたが、そもそもコーチングスクールに通うか迷っているという方もいるでしょう。そこで、コーチングスクールに行くことで得られるメリットをピックアップしてみました。

コーチングを体系的に学べば、仕事だけでなくプライベートにも嬉しい恩恵を得ることができます。その内容や理由についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

前向きな考え方になる

コーチングを学ぶことで、自分の思考や感情に気づきやすくなり、物事を前向きに捉える力が自然と身につきます。この前向きなマインドは、仕事やプライベートを問わず、さまざまな場面で大きな支えとなるでしょう。

また、ネガティブな感情に振り回されにくくなり、困難な状況に直面しても柔軟かつ建設的に対応できるようになります。自分自身の可能性を信じて行動できるようになるのは、コーチングを学ぶ大きなメリットと言えるでしょう。

効率的に目標達成できるような行動がとれるようになる

コーチングは単なる自己啓発にとどまらず、目標達成のための戦略的な思考法や実践的なスキルを体系的に学べるのが大きな特徴です。そのため、無駄な時間や労力をかけずに、より効率的に行動できるようになります。

自分自身の行動パターンを見直し、成果につながるアクションを選択できるようになるため、目標達成までの道のりが明確になり、着実に前進できるようになるでしょう。

自分のマインドをコントロールできるようになる

コーチングスクールでは、感情のコントロールやストレスマネジメントの具体的なスキルを体系的に学ぶことができます。

自己理解が深まることで、自分の感情や思考のパターンに気づきやすくなり、状況に左右されず冷静に判断できる力が養われます。その結果、感情に振り回されることなく、日々の生活や仕事に落ち着いて取り組めるようになり、心の安定や自信の向上にもつながるでしょう。

社員同士のコミュニケーションが活性化しやすくなる

コーチングスキルを職場で活用することで、相手の話をしっかりと傾聴し、理解しようとする姿勢が自然と身につきます。その結果、社員同士の信頼関係がより深まり、オープンで円滑なコミュニケーションが生まれやすくなるでしょう。

こうした良好な人間関係は、チーム全体の連携や協力体制を強化することにつながります。

チーム全体の能力を最大限に引き出せる

リーダーや管理職がコーチングスキルを身につければ、メンバー一人ひとりの強みや個性を的確に把握し、それを最大限に活かすことができるようになります。

個々のモチベーションや主体性を高めることにつながるため、チーム全体のパフォーマンスが向上して、より大きな成果を生み出すことが可能になるでしょう。チームの潜在能力を引き出し、組織全体の成長や目標達成に大きく貢献できるのも、コーチングの大きな魅力と言えます。

部下からアイデアが出やすくなる

コーチングの基本は「相手の話をしっかり聴くこと」です。

上司の立場にある方がコーチングスクールに通った場合、積極的に部下の声に耳を傾ける姿勢を持てるようになるため、部下は自分の意見やアイデアを安心して発信できるようになるでしょう。その結果、これまで出てこなかった新しい発想や提案が生まれやすくなり、組織全体のイノベーションや成長の後押しにつながる可能性があります。

生産性が大きく向上する

コーチングを学ぶことで、コミュニケーション力や目標達成力が磨かれ、仕事の効率や成果が大きく向上します。その結果、個人のパフォーマンスが高まるだけでなく、チームや組織全体の生産性アップにも直結します。

自分自身の強みを活かし、周囲とより良い関係を築くことで、より高い成果を生み出せるようになるのも、コーチングスクールに通う大きなメリットと言えるでしょう。

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コーチングスクールに通うデメリット

コーチングスクールに通うことは、上記のように仕事面でもプライベートの面でも多くのメリットがあります。しかし、同時に注意しておきたいデメリットも存在します。

ここでは、コーチングスクールに通う際に知っておきたい主なデメリットを解説していきます。また、それらのデメリットを解消するためにどのようなアクションをとれば良いのかについても解説していきますので、ぜひ参考に後悔のないコーチングスクール選びに活かしてください。

 

高い受講料がかかる

コーチングスクールは、質の高い講師や充実したカリキュラムを提供しているため、受講料が高額になるケースが多く、数十万円から場合によっては100万円近くかかることもあります。初心者にとっては大きな投資となりやすく、受講料のほかにも教材費や認定試験料、さらに通学型の場合は交通費や宿泊費などの追加費用が発生する場合もあります。

こうしたコスト面の負担を事前にしっかり把握し、自分の予算や目的に合わせた選び方をすることが重要です。

定期的な受講が必要な場合が多い

コーチングスクールでは、週1回など定期的な受講が求められることが一般的です。

特にオンライン受講の場合、自宅で自分のペースで学べる反面、自己管理能力が問われます。学習のモチベーションを維持し、課題や実践練習を継続的に行うことが必要なため、途中で挫折してしまうリスクもあります。

途中で挫折しないためには、スクール側のサポート体制や学習仲間との交流の有無が重要になります。「ここなら続けられる」と思うような、自分に合った学習環境を選ぶようにしましょう。

必ずしも仕事や生活に役立てられるとは限らない

コーチングスクールで学んだからといって、必ずしもその知識やスキルが仕事や日常生活に直結して役立つとは限りません。

コーチングは受け身の姿勢では効果が出にくく、自主的な学びや実践が欠かせません。また、目標が曖昧なまま受講したり、コーチのアドバイスを素直に受け入れられなかったりすると、十分な成果を感じられないこともあります。さらに、コーチやプログラムとの相性が合わない場合や、学んだ内容を実際の環境で活かす機会が少ない場合も、効果を実感しにくい要因となります。

そうならないためにも、コーチングスクールは良い環境を得られる選び方をすることも重要です。また、コーチングの本質や活用方法を正しく理解し、自分の目標や課題に合わせて積極的に取り組むことが、成果につなげるためには不可欠だということも覚えておきましょう。

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この記事では、コーチングスクールの選び方のポイントやおすすめのスクール、通うことで得られるメリット・デメリットについて解説しました。

コーチングスクール選びでは、講師の資格やカリキュラム内容、学習形式、フィードバック体制、キャリア支援、口コミなど、複数のポイントを総合的に考えることが大事です。今回ご紹介した6つのポイントを押さえ、自分にピッタリのスクールを見つけてみてください。

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監修者:稲垣友仁 共創コーチング代表 国際コーチ連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ(PCC)、生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチなどコーチングに関する資格を多数保有。 現在では、各都道府県教育委員会・行政機関・各教育現場に対してコーチングの講演・導入アドバイザーとしても活動中。講演・プロデュース数は年に100本を越え、10,000人以上の教育者・学生達に対してコーチングを伝えている。

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