先日、岐阜県に本社を構える企業様の研究開発部にて、グループコーチングの第1回目のセッションを実施させていただきました。
昨年に引き続き、今年もご依頼いただき、継続的な取り組みとして再び関わらせていただけることを大変光栄に思っています。
昨年は課長職の方に対して、今年は階層を一段下げて現場リーダーの方々が対象です。
ことの発端は10年前に当時は受講生として参加してくれた方が部長となったことです。10年間を振り返ってあの時受けたグループコーチングが役に立っているということで、今度は部下の方々にコーチングをしてほしいとご依頼をいただきました。10年ぶりにご連絡をいただき、ありがたいです。
第1回のテーマは「コーチング・コミュニケーション」。上司として、また研究チームの中核として、日々部下やメンバーと向き合う立場にある皆さんが、対話の質を高め、関係性をより良いものにしていくための基本を共に学び、探求しました。
セッションでは、まず「コーチングとは何か」という概念的な理解を深めるとともに、現場での具体的なコミュニケーションの課題や実感について共有していただきました。
グループコーチングの特徴は、参加者同士の対話を通じて、自分自身のあり方や日常のコミュニケーションに気づきを得られる点にあります。
今後数回にわたり、チームマネジメントやフィードバック、関係性の構築など、リーダーとして必要なテーマを扱っていく予定です。対話を通じて気づき、実践し、変化を生み出すプロセスを、引き続き丁寧に伴走してまいります。