こんにちは。稲垣陽子です。
コーチングと言えば1対1のでのコミュニケーションスキルとして活用されていますが、
実際の現場では、部下の人数が多かったりすると、
一度に複数人に対して、コーチングを行う必要が出てきます。
このように、1対多に対して行うコーチングのことを
「グループコーチング」と言います。
当社は、この「グループコーチング」を得意とし、
コーポレートコーチングはグループコーチングを軸に組み立てています。
例えば、企業さんでは、リーダー数人のグループに対して、1ヶ月に一度や2週間に一度など定期的に訪問し、グループコーチングを行っています。会議とは違います。研修とも違います。
グループコーチングは、グループ全体に影響を与えることを意図しながら、その場で1対1のコーチングをしつつ、全体をまとめていきます。
結果、全体の目標意識や成果が高まります。
仲間同士の雰囲気も変わります。
初めてチーム全員が目標を達成できたり、今までなかった新しい取り組みが生まれたりします。
また、ビジネスだけではなく、セミナーの手法としても活用できます。
数年前まで、定期的に個人の方に対して「目標達成のためのグループコーチング」というプログラムも開催していました。
そこでは、9割の方が自分のやりたいことが明確になって転職をしたり、ライフワークを見つけて環境をチェンジしたり、ということが起こりました。
あまりに人生の変化が生まれるので、開催するタイミングを慎重に選んでしまうくらいです。
グループコーチングができることと、1対1のコーチングができることは、クロスする部分と、しない部分があります。
特に、グループコーチングは「スキル」といった目に見えるものだけでは追いつかない部分があります。
目には見えないけれど、その人の中に存在している「人間関係」「バックグラウンド」「才能」「性質」などを読み解きつつ、今ここで起こっているグループの力学も読み解き、さらに、最高の未来を描くシミュレーション力と、次元を変えていくコーチのコーチング力が必要とされます。
もちろん、時間通りに終わらせたり、意見を公平に吸い上げるファシリテート力も試されます。
そういったグループコーチングの技術を、すべてお伝えします
共創コーチ養成スクール生以外の方も、条件を満たせば参加できます。
他機関でコーチングを学び、グループコーチングを実施したいと思っている方にも参考になると思います。