本年で3年目となりました。河合塾さんのチューター向けコーチング研修です。
河合塾では、チューターという、生徒の学習面と進路指導のサポートを1対1で行う支援者がいます。
受験に立ち向かう生徒に対して的確なアドバイスや学習のペースメークのサポートを行なっています。
チューターの歴史は古く1968年から導入されて今日に至っており、河合塾が日本でも屈指の大学合格実績に君臨する原動力となっています。
当社にコーチング研修のご依頼を頂いた理由は、2020年から始まる教育改革に向けて、特に大学入試改革への対応として、普段から、生徒のサポートを行なっているチューターが、生徒との関わりの中で、
「自ら課題を見出し、解決する力」
を、生徒たち自身に身につけられるように、生徒に考えさせるスキルを身につけていきたいという要望の元、当社の教育担当である稲垣友仁にご依頼をいただきました。
3年前から毎年、春と夏の2回、同じ時期に研修を行わせて頂いています。
研修を担当して頂いている方からは、
「研修も2年続けて行うことができたので、チューター力の向上が、生徒数の増加にもつながっているのではないかと思っています。」
とおっしゃって頂きました。
世の中的に生徒数が減少して、どの教育機関も大変な中、河合塾さんは、生徒数が増加しているそうです。
毎年、教育に熱い方が集まるので、とても刺激的な研修になります。
多くの塾でも企業でも、教える講義がオンライン化して行く中、最終的に必要になるのは学習を支援するコーチやチューターのような1対1で相手の状態に合わせてくれる支援者の存在です。
この部分を上手く仕組み化しているところが、成果を出しているように思います。