1. 500名以上に対する、長期コーチングプロジェクト
7月終旬より、伊勢市役所の職員の皆さん、約500名以上もの方々に対し、コーチングの組織への浸透を目指して、「伊勢市コーチングプロジェクト」がスタートしました。
行政として、コーチングを大々的に取り入れている役所は、これ以外に小田原市役所ぐらいで、これだけ長期的な取り組みとして、組織風土の変革まで目指したものはあまり見当たらない先駆者的な取り組みと言えます。
当社(株式会社コーチング・システムズ)は、数あるコーチング会社の中から、優秀提案者として選ばれ、本年(2015年)度その陣頭指揮を執ることになりました。
2. 組織風土改革を目指す
このプロジェクトのテーマは、
『自ら考えて行動できる人材の育成を図り、自発的で活力ある組織風土の構築を目指す。』
このテーマについて、それぞれの階級で目標を持ち、7月から来年の1月まで数回の研修を行いながら、全体の変革を行っていきます。
7月の終わりに部長クラス、8月中に課長クラスへの研修が終わりました。
9月はそれ以外の方々に対して研修を行い、また、課長クラスへはパーソナルコーチングも行っていきます。
このコーチングプロジェクトの中心は、課長級職の方々です。
1日研修に始まり、プロコーチとの1対1のパーソナルコーチング、フォローアップのためのグループコーチングなども絡めながら、約半年に渡り、理解と実践を重ね、コーチングスキルを習得します。
プロジェクトを浸透させるためには、周りの人々が正しくコーチングのことや、プロジェクトの意図を理解していることが必要ですので、課長級職員と共に、全員でプロジェクトが浸透しやすい環境を構築するべく取り組んで行きます。
わざわざ大きな流れを取り入れるのではなく、いつもの仕事の流れの中に、ちょっとした変化を積み上げていくことで、大きな変化を生み出すイメージです。
今後、どのような変化が起こっていくのか楽しみです。