世界で活躍できる研究者を育てようと、宇都宮大学では、高校生を対象とした独自の人材育成プログラムが始まりました。
『宇都宮大学人材育成プログラム iP-U』
http://c-bio.mine.utsunomiya-u.ac.jp/iP-U/
これは、国立科学技術振興機構の次世代人材育成事業に関わるもので、宇都宮大学のプログラム内容が優秀提案ということで採択されました。
宇都宮大学のプログラムの独自性として、科学者のみならず、アーティストやクリエーターなども生み出すことを目的としたプログラムとなっています。
ips細胞の山中教授や、アップルのスティーブジョブスのような人材輩出を目指しています。
また、他大学との大きな違いは、コーチングをベースとした、一人ひとりの生徒をサポートしていくプログラム構成になっていることです。
コーチングによって受講生の才能を引き出す形を目指しています。
このプログラムの中に、当社の稲垣友仁の授業「セルフコーチング」が必須科目として全生徒対象に行われています。
8月4日(火)の開校式の後に、授業が行われました。
栄えあるトップバッターにです!
当日の様子はとちぎテレビさんでも取り上げられました。
■宇都宮大学グローバルサイエンス 世界で活躍する人材へ 高校生44人が受講(15-08-04)
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※稲垣友仁の授業の様子有
とちぎテレビ イブニング6より
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受講生の感想(抜粋):『セルフコーチング』
「きちんとした目標を立てて,どうすればいいのかを考えることの重要さに気づくことができました」
「英語による研究論文,発表をやってみたいと強く思いました」
「志の高い仲間と一緒で,とても影響を受けました」
「初めて会った人とたくさん意見を言い合うことができたのは,初体験だったし,とても楽しかった」
「参加している人それぞれが目標を持って参加していることに驚くと同時に,自分も具体的な目標を持つ必要があると痛感した」
「自分の普段の生活を振り返ってみて,だらだらと無駄な時間を過ごしているときがたくさんあると,自問自答して気づいた。また,自分の将来像を他の人に伝えたり言葉にすることで,(将来像が)より鮮明に見えてきた。ここで自分の夢をかなえる術を学んだので,これを活かして研究者の道を目指そうと思う」
「もっともっとセルフコーチングについて学びたいと思いました。私は自己実現の欲求が強いので,自分をもっともっともっと高めるのに,良いツールだと思いました」
「自分の新たな目標や一面が見られたと思うと,iP-Uに参加して本当に良かったなと感じます」
宇都宮大学 グローバルサイエンスキャンパスHP ip-u letterより
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今後は、1次選抜で40名に対してグループコーチングを行い、2次選抜で選ばれた10名に対しては1on1のパーソナルコーチングを行っていきます。
何と贅沢な感じですが、次世代の傑出した研究者が生まれるとしたら、すばらしい投資になると思います。