2015年度4月より、当社コーチの稲垣友仁が、三重県の東員町立笹尾東小学校において、『子育て支援スーパーバイザー』の役職を仰せつかりました。
笹尾東小学校は、国語科の研修に力を入れ、近年では学力面でも成果を出している学校です。管理職を筆頭に、教師、親がチームとなって学校全体がとても良い雰囲気です。
この、『子育て支援スーパーバイザー』の仕事は、笹尾東小学校の保護者及び教師に対して子育て面での関わり方についてのアドバイスをしたり、学校としての方向性についてガイドしていくものとなります。
取り組みとしては以下のように行います。
具体的な取り組みとしては、保護者向け講演を4月と10月、教師向け研修を5月と8月と1月に行い、コーチングというスキルを軸に、子どもへの関わり方の具体例をお伝えしていきます。
各学期ごとにテーマを決めて、親と教師が同じ方向性を向いて子どもへの関わりを行っていくことで、学校全体の雰囲気を成果の出やすい体質にしていくことを目指します。講演・研修もそのテーマの元に行われます。
成果の指標としては、東員町では、中学校2校、小学校6校すべてで、学級の雰囲気をはかるアセスメントQ-Uを各学期ごとに行っています。Q-Uで学級集団の雰囲気や、学級満足度、学校生活意欲度などの変化を見ていきます。
各学期のテーマは下記のようになっています。
1学期 褒めよう、認めよう 【子どもの自己肯定感を上げる】
2学期 質問しよう、伝えよう 【子どものチャレンジ、成長を促す】
3学期 定着させよう 【成長を感じさせる】
学校通信を通して、月に2回「親子DEコーチング」という、家庭で出来る関わり方の具体例のコラムを提供していきます。
ここでは、稲垣友仁とともに稲垣陽子の二人で子育て体験を中心にコーチングの活用事例を紹介していきます。
以上のような取り組みを通して、親と教師の育成面における連携を強固にし、誰もが輝く学校づくりに貢献していきます。