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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

方向性を合わせる

おはようございます。稲垣友仁です。

私の知り合いに、子どもの学校選びをコンサルティングしてくれる友人がいます。
彼は、ただ単に知っている学校の知識を伝えるのではなく、両親二人の教育観を互いから聞き出し、一致する点、違っている点を明確にしていくそうです。

そして、両親二人の教育観に合った学校を紹介しているそうです。

子育てでよく起こる問題が両親の教育観の不一致。そして、意見の違い。
司令塔が二つあると子どもも大変です。

教育は何が良いかを追究すると答えがありません。
何を大切に教育を進めていくかということを教育する側が決めていて、一致していることがとても重要だと思います。

そういう意味では、これは子育てに限ったことでなく、組織やチームの上層部でも同じようなことがいえると思います。

リーダーと副リーダーの価値観や意見の不一致により、その下の成員が動きづらかったり、問題が起こったりしていることも少なくありません。

そういう意味でも組織の上層部やリーダーは常に向かっている方向性について、互いに聞きあい、理解しようとしている姿勢が必要だと思います。

今週はぜひ、互いの方向性を合わせる機会を作ってみて下さい。

ちょっとした休憩時間に、
「~について、~さんはどう思う。私は~思う」など、相手の想いを聞いてみたり、
「最近、~のようなことがあって・・・」と自分の悩みを話してみて相手の反応を見てみたりなど、互いの価値観や方向性を知る機会は日常のちょっとした出来事に対する反応や考え方を聞くことで明確になるものです。

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