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メルマガ「共創コーチング®」共創コーチ養成スクール稲垣 友仁

対応策を立てる

おはようございます。稲垣友仁です。

コーチングでは「強みを活かす」という視点で、相手の良いところ得意なところを伸ばす視点で関わっていきます。
しかし、職場では、どうしてもやらなければならない仕事が自分の「弱み」だったりすることも少なくありません。

例えば、サポートが得意なタイプのリーダーは決断が苦手です。しかし、リーダーは決断しないとやっていけません。

そういった場合どうするかですが、

まず、弱みは認識することです。
これは自分の弱みなんだと。
これが第一段階だと思います。

話は変わりますが、みなさんの利き手はどちらでしょう?

聞き手で1分間に漢字を100個書いてください、と言われても何とかできると思います。
しかし、聞き手じゃない方の手で漢字を1分間に100個書いてくださいといわれると、書けないばかりか、とてもストレスがかかります。

仕事の現場でも同じようなことが起こっていて、苦手な仕事だと、とてもストレスがかかります。
しかし、多くの人がそれを他人に苦手だと知られることはとても恥ずかしいことだと思ってしまい、苦手なことを隠そうとしたり、無理に力を入れて乗り切ろうとして精神的な負荷を必要以上にかけている場面がとても多く、そのような対応法が、その方の強みまで消してしまっていることも少なくありません。

苦手な場合は、まずは認める。そうすると対策がいくつか立てることができます。

苦手だったら、誰か得意な人に任せられないか考えます。あとは練習することです。

漢字も聞き手じゃない方の手で毎日練習すれば1ヶ月ぐらいで書けるようになります。そう割り切ってしまえば苦手を隠す余分なエネルギーをかけなくて済みます。

そういった感じで、リーダーや教育者は、対象者の「強み」「弱み」を認識しておくことはとても重要なことだと思います。

今週は、皆さんの対象になる方の「強み」「弱み」を分析してみましょう。必要な場合は対応策を話し合ってみて下さい。

強みを細分化する
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